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【図31】あなたはお子さまのために、ワークやドリルを年間どれくらい購入しますか。
子どものために、保護者はワークやドリルを年間どれくらい購入しているのだろうか。
結果を見ると、全体平均は2.4冊であった。ワークやドリルを購入しているのは全体の56.6%で、前回実施した2017年度調査時(48.9%)よりも微増している。
全体の年間購入冊数を見ると、「1~3冊」が最も多く30.7%、次に「4~6冊」が14.3%、「10冊以上」(8.3%)、「7~9冊」(3.3%)という順になった。この購入冊数の分布結果は、小学生の学習参考書・問題集の「購入冊数」(『小学生白書』(2018年9月調査))と大きな差はないが、「10冊以上」の割合は小学生(4.3%)の倍である点は注目に値する。
年齢別では、4歳:平均2.0冊、5歳:平均2.6冊、6歳:平均2.7冊と、年齢が上がるにつれて購入冊数が増えている。成長するにつれて子どものできることが増え、さらに小学校入学が近づくことを意識し、ワーク・ドリルを利用した家庭学習を通して学ぶ意欲や基礎学力を身に着けさせたい、という保護者の意識の高まりが現れていると推測される。このことは、「【保護者】入学前に身につけさせておきたいこと(学習面)」調査からもその一端がうかがえる。