「早寝早起き朝ごはん」運動※1 などから、朝食をとることの重要性はよく知られているところである。また、生活リズムを整える上で決まった時間に食事をとることは大切であるが、保育園に通っている子どもたちの朝食事情はどうなっているのだろうか。

調査の結果をみると全体の98.7％は朝食をとっており、その内の89.0％は決まった時間に朝ごはんを食べていることがわかる。これは幼稚園の子どもたちと比較すると4％ほど高い。その一方で、年齢ごとの内訳をみると、3～5歳において「ふだん朝ごはんは食べない」と回答した子どもの割合が、幼稚園よりわずかながら多くなっている。また全体的な傾向として、どの年齢・性別においても95％以上の子どもが朝ごはんを食べている一方で、決まった時間に朝ごはんを食べる割合は4～5歳にかけて6％減少していることがわかる。