留学希望の有無を海外渡航回数ごとに見てみると、海外への渡航経験回数が多いほど、将来留学してみたいと考えている子が多いことが分かった。何度か海外に行った経験があると、その時の楽しかった経験などから「海外で勉強してみたい」という気持ちが育つようだ。一方、海外渡航経験のない子の海外への抵抗感は強く、「留学したくない」と答えた子は73.1％となった。
また、「海外渡航回数4回以上」に注目してみると、「留学したい・計」は67.9％ともっとも高い反面、2～3回海外渡航経験のある子に比べて「まったく留学したいと思わない」と答えた子がかなり増える（14.3％）ことがわかる。これは、海外に対する「なんとなく楽しい」という意識が、何度も海外への渡航を経験することで変わってくるのではないかと考えられる。