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【図16】災害時や緊急時にご自身が動けないときに、お子さまを託すことができるのはどなたですか。
少子化や晩婚化、高齢化などを背景に家族を取り巻く環境には年々変化がみられている。ご近所付き合いの希薄化などが指摘される昨今、子どもを持つ保護者たちは緊急時や災害時に大切な子どもを預けられる先があるのだろうか。
結果をみると、最も多いのは「親戚・親族」(62.6%)となり、「特にいない」(21.4%)、「ご近所」(20.0%)、「子どもの同級生の親」(14.6%)、「学童保育」(10.3%)と続くことがわかった。過半数を占める「親戚・親族」という選択肢だが、“信頼できる相手に預けたい”あるいは“他人に迷惑をかけたくない”という気持ちの表れである可能性も考えられるが、これは置かれた環境に規定される要素が大きい。いつ何が起こるかわからない状況において、約5人に1人は緊急時に子どもを預ける先がないということは、保護者、子ども双方にとって不安であろう。