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【図27】どこの友人が最も多いですか。
小学生の生活環境において、友だちをつくる場所は様々である。果たして小学生はどこで仲良くなる友だちが最も多いのだろうか。
調査結果をみると1位「学校の同じクラス」(73.0%)、2位「学校の同学年の違うクラス」(13.1%)、3位「近所(幼なじみ)」(5.4%)、4位「同じ幼稚園・保育園」(3.5%)、5位「塾(習い事)」(2.6%)となっている。
学年や男女に関わらず「学校の同じクラス」が最も多い結果となった。学年別にみると、1年生は「同じ幼稚園・保育園」が14.5%と、他学年より突出して多く、出身の幼稚園・保育園の友人と継続して付き合っている様子がうかがえる。学年が上がるにつれて「同じ幼稚園・保育園」の割合は一桁となり、高学年ではほぼみられなくなる。3年生以上になると「学校の同学年の違うクラス」の割合が二桁となり、高学年では18%を超える。これは元クラスメイトとの仲が続くものと考えられる。
また、「近所(幼なじみ)」は全学年を通じて5位以内に入っており、「学校の同じクラス」「学校の同学年の違うクラス」などの割合の大きさからみても、普段の生活圏内で友人が最も多くつくられていることが推察できる。小学生の交友関係は環境に大きく依拠しているといえよう。