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TOP > 白書シリーズWeb版 > 小学生白書 > 2017年8月調査
【図51】学校以外で行っている習い事はありますか。
以下の中からあてはまるものを、すべてお選びください。
小学生は学校以外にどのような習い事に通っているのだろうか。
小学生の78.5%、ほぼ5人に4人は通信教育を含む何らかの習い事をしていることがわかった。中でも最も人気がある習い事は、幼児の調査 (1位「水泳」(14.0%))と同様「水泳」(27.0%)であった。1〜4年生では3人に1人が「水泳」を習っており、特に1・2年生では男女を問わず他の習い事を引き離して人気がある。しかし、学年が上がるにつれて5年生で5人に1人、6年生では11人に1人と減っていくことから、「水泳」人気は主に低学年に支えられていることがわかる。この特徴は2014年度調査 でも同様であった。
3位に入った「音楽教室(ピアノなど)」は、特に女子に人気がある。女子ではどの学年でも2割を超えているが、特に3〜5年生では4人に1人以上が通っているようだ。女子には「ダンス」の人気も高い。
スポーツでは水泳の他に「サッカー」(6.9%)、「武道(柔道・空手・剣道など)」(5.4%)、「体操」(4.7%)が10位以内に入っている。 学校教育において2020年度から5・6年生で教科化、3・4年生から「外国語活動」が導入される「英語・英会話教室」については、2014年度調査時の14.4%から2.1ポイント伸びた16.5%となっている。
また、1%とはいえ「プログラミング」がランクインしてきたのは興味深い。学校の授業でも取り入れられることになり、今後大きく伸びる可能性がある。 「書道」(9.1%)、「そろばん」(6.7%)も根強い人気がある。情報通信技術が発達し便利な世の中になっている反面、そのような技術に頼らない「書道」や「そろばん」で培われる基本的な資質を身につけさせておきたいという想いがあるのだろうか。
(「通信教育」、「学習塾・教室」については「利用している学習サービス」 の項を参照。この項で、「通信教育」の数が少ないのは、「通信教育」を習い事とは捉えず、ここでは回答に含めなかった層が多かったことが考えられる。)