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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・情報通信機器について
LINEやメールをする時間/日
★LINEやメールをしていない子どもは約8割!一方でヘビーユーザーも

【図23】放課後にLINEやメールをする時間は1日にどれくらいですか。

↑クリックすると大きな図が見られます

子どもはLINEやメールを1日にどれくらいの時間利用しているのだろうか。

今回の調査では、1日にLINEやメールをする平均時間は「0時間09分」であった。全く利用しない子どもが約8割を占め、5人中4人が該当することになる。LINEやメールなどを通じた犯罪に巻き込まれる事件が後を絶たない中、保護者が子どもに「利用させたくない」と考えている可能性がある。ただ、これは小学生全体の平均であり、学年別に見ると高学年になるほど利用率は増え、6年生では3人に1人が利用するようになる。塾通いなどが増える高学年 では、その利便性が重視され、親に利用が認められるケースが増えることが考えられる。また、男女別では、全学年を通して男子よりも女子の利用率が多い。

LINEやメールを利用している子ども(20.6%)に絞って見てみると、大半が30分以下のライトユーザーであるが、5人に1人が1日1時間以上利用しているヘビーユーザーであった。利用目的が親との連絡用か、友だちとの連絡用かなど、今後さらに調査を進めていく必要があるだろう。