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【図14】(自由に使える通信機器がある人対象)
睡眠時間を削って、深夜までPCやスマホをすることがありますか。
オンライン授業やオンデマンド講座の拡充により、確実に高まっている通信機器の使用頻度。それに伴い心配されるパソコンやスマートフォンの利用過多はどのような結果になっているのだろうか。今回初の調査である。
全体の結果をみると、睡眠時間を削って、深夜までPCやスマホをすることが「よくある」高校生が3割、「ときどきある」が4割、「ほとんどない」が3割となった。また、深夜まで使用することが「よくある」と答えた学年は多い順に、1位「高校2年生」(35.1%)、2位「高校1年生」(32.0%)、3位「高校3年生」(26.9%)となっている。男女別では、女子(34.6%)のほうが男子(28.1%)よりも6.5ポイント高い結果となった。
また男女・学年別でみると、深夜まで使用することが「よくある」という回答が多かったのは高校1年生女子(39.6%)と高校2年生女子(39.6%)という結果になった。これに対し、使用することが「ほとんどない」と答えた割合が最も高かったのは高校1年生男子(34.7%)であった。
多種多様なアプリが増えたことで、情報の収集や発信が容易にできるようになった。しかし、あまりの手軽さゆえに健康や成長に望ましくない影響を及ぼす事態は避けなければならない。