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【図39】日常生活で、新型コロナウイルスの感染について不安を感じていますか。
新型コロナウイルス感染拡大の状況を経験している高校生たちは、感染への不安をどれくらい抱えているのだろうか。
全体の割合では、「大いに感じている」が35.5%、「まあまあ感じている」が45.3%と、不安を感じている高校生の割合が80.8%であることがわかった。男女別にみると、女子はどの学年でも不安を感じている割合が8割を超え、男子(77.0%)より女子(84.7%)のほうが、その割合が高いといえる。
小学生に行った同じ質問では、不安を感じている小学生の割合は全体で66.3%であった。小学生よりも高校生の方が、行動範囲が広く、活動時間も長いこと、受験を控えた状況などからそのような結果となったのかもしれない。また、今回の調査時期(2021年8月)は、子どもや若者への感染が拡大していたデルタ株の流行時期と重なっている。医療体制のひっ迫状況が連日報道される中、SNS等で情報を共有する世代の高校生が、より一層不安を募らせていたのかもしれない。