起床時刻と朝食をとる習慣にはどのような関係性がみられるだろうか。

とくに目を引くのは、起床時刻が遅くなるほど、朝ごはんを食べない傾向が強まることである。平均起床時刻を見ても、朝食を「決まった時間に食べている」と回答した中学生の6:35に対して、「ふだん朝ご飯は食べない」と回答した中学生は30分以上遅い7:06であった。

ただし、朝食を「決まった時間に食べている」中学生の中でも7:00以降に起床している割合は41.1％と相当数いるため、起床時間が比較的遅かったとしても朝食をとることは可能であると考えられる。7:00以降に起床している中学生の間でも、起床後、学校へ行くまでの過ごし方に差が出ていることが推察される。