2023年10⽉23⽇より、アドレスが変更になりました。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/
トップページ、⽩書シリーズなど、お気に⼊りに登録されている場合は、お⼿数ですが変更をお願いします。
TOP > 白書シリーズWeb版 > 中学生白書 > 2017年8月調査
【図17】以下のような目的で1日にどれくらいの時間を費やしていますか。
通信機器の利用目的別の利用時間を質問した結果が【図17】である。
最も長い時間を使っているのは「動画の投稿」(1時間58分)で、次いで「動画の閲覧」(1時間09分)、「ゲームをする」(1時間03分)、「趣味のための情報収集」(0時間49分)となった。「動画の投稿」は該当人数が少ないものの、かけている時間の長さでは上位に食い込むことがわかる。動画とゲームの利用時間のボリュームゾーンは「30分~1時間未満」だが、趣味の情報収集は「30分」であった。通信機器の利用目的として動画とゲームを選んでいる男子の割合の高さをみると、コミュニケーション手段として通信機器を利用している女子よりも、利用時間は長い傾向にあると言えそうだ。
【図18】※通信機器利用目的別の利用時間の合計値を算出し、集計を行った結果。
中学生の1日の通信機器利用時間の合計を表したのが【図18】である。
中学生全体の通信機器利用時間の平均は1時間48分であった。また、モバイル社会研究所が行った調査※1によると、スマホ・ケータイに絞った場合、中学生の4~6割が毎日1時間以上インターネットを利用しているということも明らかになっている。
男女別でみると、2時間以上の利用者は、男子が43.3%、女子が36.7%、1時間未満の利用者は男子が33.0%、女子が38.0%で、大きな差ではないが男子の方が長時間利用者がやや多い結果となった。
※1 「子ども調査 子どものICT利活用の検討No.3」、2018年2月9日
http://www.moba-ken.jp/project/children/kodomo03.html