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書籍

名曲のたのしみ、吉田秀和 
第4巻 室内楽との対話

吉田秀和/西川彰一(編)
発売日:2013年9月25日

名曲のたのしみ、吉田秀和 第4巻 室内楽との対話 日本の音楽評論の第一人者として、クラシック音楽界に大きな足跡を残した吉田秀和の逝去から1年。吉田が1971年の放送開始以来、40年以上にわたってパーソナリティを務めてきたNHK-FMの長寿番組「名曲のたのしみ」の書籍化が決定した。編纂を手がけたのは、ディレクター、チーフ・プロデューサーとして、吉田とともに番組を制作してきた西川彰一。2000回におよぶ放送音源のなかから、特に人気が高かった「私の試聴室」(毎月最終週)を中心に、吉田ならではの話を厳選し、ジャンル別にまとめた。全5巻で構成される。各巻には、放送音源から抜粋した吉田の解説を収録したCDが付属。書籍のタイトルは、リスナーの方々にはおなじみの、吉田によるタイトルコール、「名曲のたのしみ、吉田秀和」からとったもの。

商品の特色

  • ■第4巻 内容
    ●第1章 モーツァルトとハイドンの室内楽 ―ジャック・ブライマー&アレグリQ、ジュリアードQ、アマデウスQ ほか
    ●第2章 ベートーヴェンの室内楽 ―カザルス&ティボー&コルトー、エマーソンQ、新ウィーン八重奏団 アルバン・ベルクQ ほか
    ●第3章 メンデルスゾーンとシューベルトの室内楽 ―ラサールQ、ボロディン・トリオ、ハーゲンQ ほか
    ●第4章 シューマンとブラームスの室内楽 ―ルービンシュタイン&ガルネリQ、グールド&ジュリアードQ、ニュー・ウィーンO ほか
    ●第5章 フランス近代の室内楽 ―トルトゥリエ&ユボー、ラスキーヌ&ジャン=ピエール・ランパル&パスキエ ほか
    ●第6章 その他の室内楽 ―スメタナQ、ヘフリガー&タカーチQ、タネーエフQ、ダンツィ・クインテット ほか
    ●第7章 室内アンサンブルについて ―アルバン・ベルクQ、東京クヮルテット、アンサンブル・ウィーン-ベルリン ほか
    ●CD収録内容(収録されているのは吉田の解説部分のみで、音楽は含まれません)
    ハイドンの弦楽四重奏曲(1999年)、ベートーヴェン 大公トリオ(1990年)、ブラームス ピアノ三重奏曲 第1番(2003年)、アルバン・ベルク弦楽四重奏団(1983年) ほか
  • 吉田秀和(よしだひでかず)
    音楽評論、随筆、翻訳家。1913年9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。著作の多くは「吉田秀和全集(全24巻)」にまとめられている。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞、紫綬褒章、NHK放送文化賞、朝日賞、読売文学賞、文化勲章など受賞多数。放送への出演歴も長く、特に「名曲のたのしみ」(NHK-FM)は、41年以上にわたりほぼ一人で解説を担当した。2012年5月22日、鎌倉市の自宅で逝去。
  • 5巻ご購入された方には、番組41年間の放送内容(演奏家、楽曲リスト)をまとめた小冊子をプレゼントいたします。
    表紙カバーについている応募券5枚を官製はがきに貼付してお送りいただきます(詳細は書籍のオビをご覧ください)。
  • 今後の発刊予定
    第1巻 ピアニストききくらべ 既刊
    第2巻 指揮者を語る 既刊
    第3巻 珠玉のソリストたち 既刊
    第5巻 モーツァルト~作曲家たち 11月下旬予定

商品情報

発売日 2013年9月25日
定価 3,200円(本体価格) 
体裁 A5判/356頁/上製/CD1枚
コード ISBN:9784058000854 品目コード:2380008500

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