「ぴあのどりーむ」シリーズの“テキスト”と“レパートリー”には、下記のような特長があります。((1)〜(6)全巻共通です。)
●テキスト
曲を演奏しつつ学習要素(音の高さ、読み方、長さ、鍵盤での位置、演奏法…etc.)を学び上達させるための『曲集テキスト=教則本』。教科書のような役割。
●レパートリー
曲がたくさん収録され、レパートリーを増やしていくための『曲集』。どちらかといえばテキストで学んだ事柄を定着させる応用編の役割があるので、学習要素は最低限の掲載。
これらの特長は、編集方針でもあるのですが、特に年齢や習熟度によって厳密に分けているものではありませんし、使い方を決めるものでもありません。
たくさんの先生方が、生徒さんそれぞれの個性――つまり習い始めた時期や性格など――に合わせて、ご自分なりの方法で活用くださっています。
ただ、“レパートリー”は学習要素に割いている部分が少ないのでとっつきやすい、ということで、幼い生徒さんには“レパートリー”を渡される先生もいらっしゃるようです。
生徒さんそれぞれの個性に合わせて、使う楽譜を選んでいただけるのは素晴らしいことです。安心してレッスンをお受けいただければと思います。
【今月号の回答:編集部】
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