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小学生白書Web版 2016年9月調査

【調査テーマ】「小学生の生活・学習・グローバル意識に関する調査」

12.保護者の意識について
PTAについて(保護者)
★人間関係の煩わしさなどから、PTAには関わりたくないという保護者が過半数。

【図52-1】あなたは、PTAに関わっていますか。

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【図52-2】あなたは、PTAとの関わりについてどう思いますか。

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【図52-3】あなたは、先程PTAに「まったく関わりたくない」とお答えになりましたが、その理由についてお答え下さい。

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小学生の子を持つ保護者にPTAへの関わりの度合いについて4段階で回答してもらったところ、「積極的に関わっている」「まあ関わっている」が合わせて45.2%、「あまり関わっていない」「全く関わっていない」が合わせて54.8%となった。全体としては関わっているグループより関わっていないグループの方が多いようだが、差は9.6ポイントと、だいたい半々のようだ。
一方、「あなたは、PTAとの関わりについてどう思いますか。」という質問に対する回答が【図52-2】だ。「積極的に関わりたい」「まあ関わりたい」が合わせて32.3%、「あまり関わりたくない」「全く関わりたくない」が合わせて67.7%となった。前述の実際の関わりの度合いとはギャップがあり、本当は関わりたくないが仕方なく参加しているという層が一定数いることが想像できる。
さらに、PTAに「まったく関わりたくない」と回答した保護者に対して「あなたは、先程PTAに「まったく関わりたくない」とお答えになりましたが、その理由についてお答え下さい。」と質問した結果が【図52-3】だ。理由は「人間関係が煩わしいから」(41.9%)が1位で、2位は「興味がない」(30.1%)、3位は「仕事や介護・家事の関係で時間が取れないから」(24.6%)となった。 学校教師の多忙化と、子どもをとりまく環境の複雑化に伴い、今こそPTA存在意義を今一度問い直す必要があろう。