「とてもそう思う」「まあそう思う」を合計した「留学したい・計」が33.4％、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」を合計した「留学したくない・計」が66.6％という結果になった。小学生のおよそ3人に1人が、「将来留学したい」と考えているということになる。
「留学したい・計」「留学したくない・計」をそれぞれ分析してみると、「留学したい」と答えたうち積極的に留学したいと思っているのは8.4％（「とてもそう思う」）、「留学したくない」と答えたうち、まったく留学したくないと思っているのは26.3％（「まったくそう思わない」）と、「留学したくない」と強く思う小学生の方が多いことが分かった。
また、2013年の同調査「あなたは将来、外国に行って勉強したいと思いますか」では、「とてもそう思う」（6.7％）、「まあそう思う」（29.9％）を合わせた「そう思う・計」は36.6％であった。海外渡航回数や行ってみたい国の調査と同様、この設問からも小学生のグローバル意識は少々低下しているように思える。また、2013年調査では17.4％であった「まったくそう思わない」が、今回調査では26.3％と10ポイント近くも上昇していることも注目に値するだろう。