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小学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

8.学校での学習について
将来役に立つと思う教科
★将来役に立つと思う教科は「算数」と「国語」が2トップ

【図42】学校の授業で将来役に立つと思う教科は何ですか。

↑クリックすると大きな図が見られます

好き嫌いとは別に、小学生が「将来役に立つ」と考えている教科は何だろうか。

調査の結果、1位は「算数」(35.0%)、2位「国語」(26.8%)、次いで「外国語活動(英語)」(15.1%)という回答となった。「算数」と「国語」についての男女バランスは2016年度調査時 と大きな変化はなく、「算数」は女子より男子の方が11.6ポイント高く、「国語」は男子より女子の方が12ポイント高いことから、男女の認識が逆転していることがわかる。さらにこの傾向は低学年~中学年頃からみられ、教科に対する好き・嫌いの傾向とも重なっている。このことから、学ぶ内容を面白いと思うかどうかは、将来に向けたその後の学習意欲にも大きく影響することがうかがえる。

また、「外国語活動(英語)」に関しては男女ともに高学年になるほど「将来役に立つ」と意識するようになることがわかった。2017年度調査の時点では小学校における外国語活動は5年生から必修とされているが、英語に触れる活動自体は子どもたちにポジティブな印象を与えていることがうかがえる。