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小学生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」

4.日常生活について
読書量/月
★10冊以上読む女子は、男子の約2倍!

【図17】月にどれくらい本を読みますか。

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昨今の小学生は1か月に何冊の本を読むのだろうか。

小学生全体の平均読書冊数は1か月に5.0冊であることが分かった。2017年度調査の4.6冊と比較すると0.4冊増加しており、1週間にだいたい1冊読んでいることがうかがえる。「読まない」(18.7%)割合は2016年度調査から減少が続いている。

男女別の傾向として、女子の方が男子よりも本を読んでいることが分かるが、特に「10冊以上」読んでいる割合が男子より11ポイント上回っている。多読する女子の割合の高さは、中央値(3冊)よりも平均冊数が2倍以上である点にも表れている。

学年別に見ると、学年が上がるにつれて読書冊数は減少傾向にある。特に「10冊以上」の割合は1年生22%であるのに対し、6年生は10.5%と10ポイント以上減少している。高学年は受験や習い事、授業の長時間化など、読書の時間が取りづらい可能性が考えられる。