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【図29】一番好きな教科と嫌いな教科は何ですか。
【図30】好きな教科
【図31】嫌いな教科
小学校で学ぶ教科に対して、子どもたちはどのように感じているのだろうか。
本調査では、6年連続で好きな教科・嫌いな教科共に「算数」が1位となった。良くも悪くも、小学生に“注目”されている教科といえる。好きな教科は、1位「算数」(23.8%)、2位「国語」「図工」(同率13.7%)、4位「体育」(12.3%)の順であり、1位と2位の差は10.1ポイントと大きい。嫌いな教科は、1位「算数」(24.2%)、2位「国語」(21.5%)、3位「体育」(6.8%)、4位「理科」(3.8%)となった。
学年別に見ると、学年が上がるにつれて「嫌いな教科はない」と答える子どもの割合は減少する傾向にあることから、学習が進むほど苦手分野を意識するようになり、嫌いになる教科が出てくるのかもしれない。
男女別に「算数」と「国語」に着目すると、男子の「好きな教科」は「算数」(30.3%)がダントツで1位であり、「国語」(8.3%)は5位であった。一方、女子の「好きな教科」1位は「国語」(19.0%)、2位が「算数」(17.3%)であった。「嫌いな教科」ではこれが逆転し、男子の1位は「国語」(29.5%)、2位が「算数」(15.8%)、女子は「算数」(32.5%)が1位、2位が「国語」(13.5%)であった。「算数」と「国語」は男女で好き・嫌いに逆転現象が生じている。
新学習指導要領により今後教科化される外国語(英語)については、2018年現在ではまだ正式な教科ではないためか、好きな教科・嫌いな教科のいずれも低い数値となった。