小学生の保護者が、（現在は習わせていないが）今後子どもに習わせたいと考えている「習い事」は何だろうか。

最も多かった回答は、「英語塾・英会話教室」（16.1％）となった。英語は2020年度から3・4年生で「外国語活動」が導入され、小学5・6年生で正式に教科化するなど、英語熱の高まりが背景として考えられる。また同様に、2017年度調査では全体ランキングの8位であった「プログラミング」（4.5％）は6位（6.4％）に上昇している。プログラミング教育も2020年度から小学校で必修となるため、注目が高まっている可能性が考えられる。

小学1年生の保護者を見ると、男女共に「そろばん」が1位となっている。計算力だけでなく、暗記力や集中力を高める「そろばん」の人気が復活しているようだ。一方で、43.3％もの保護者が、「習わせたいものはない」と回答している。