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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」

5.通信機器について
自由に使える通信機器
★小学6年生の約2割が、自分用のスマートフォンを持つ

【図19】家庭内で自由に使える通信機器を教えてください。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

小学生が家庭内で使う通信機器には、どのようなものがあるだろうか。

まず家族と共用で使うものは、「パソコン」(27.4%)、「タブレット」(25.1%)、「ゲーム機」(24.8%)と大きな数値の差は無く、「スマートフォン」(18.5%)もそこから大きくは離れていない。家族で共用する機器が多様化しているといえるだろう。

これに対し、本人専用の通信機器で最も高い割合は「ゲーム機」(29.7%)で、続いて「タブレット」(9.5%)、「スマートフォン」(8.6%)の順になっている。特に「スマートフォン」は、5年生が8.5%であるのに対し、6年生では21.0%と大きく数値を伸ばしていることが特徴的である。

また、「自由に使えるものはない」(23.9%)割合が、2017年度の調査時から3.3ポイント下がっている点にも注目したい。小学生の8割弱が何らかの通信機器を自由に使っているといえる。学年別で見ると、1年生(36.5%)が6年生(10.5%)同様に2017年度の調査から6.5ポイント下がっており、1年生から通信機器に触れる機会が増えている傾向が強まってきていることが分かる。現代の小学生にとって通信機器が身近な存在であることがよく分かる結果である。