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【図38】
授業中、クラスのみんなの前で発言することに対して抵抗がある子どもとない子どもがいる。これらの子ども達の間にどのような違いがあるのだろうか。
イメージで言えば、自分自身のことが好きな子どもほど、授業中に積極的に発言できるように思われる。そこで今回、「自分自身のことが好きですか」「授業中に自分の意見を言うことが得意ですか」という2つの質問項目に対する回答結果を用いてクロス集計を行った。
結果は上図のようになり、積極的に「好き」と答えた子どもについては、「得意」が59.1%と最も多く、「苦手」が35.2%と最も少なかった。一方、(「どちらかというと嫌い」「嫌い」を合わせた)自分自身のことが嫌いな子どもについては、「苦手」(11.4%)、「少人数に対してなら得意」(4.6%)、「得意」(3.8%)の順に多く、イメージどおり、授業中に自分の意見を言うことに抵抗がある子どもが相対的に多いことが、今回の調査結果からも推察される。