『白書シリーズ』は、1946年から『1～6年の学習』（1957年から『学習』と『科学』）の読者はがきによるアンケート調査『小学生白書』の後継として、学研教育総合研究所が2010年から実施しているインターネット調査をまとめたものである。

コロナ禍の影響を受け、生活スタイルや考え方を変化せざるを得なかった2020年～2021年。2022年になり新しい働き方・学び方が当たり前になったことで見えてきた環境や社会、人との関わり方などの変化に着目する。

この生活スタイルの変化の中で、家庭で過ごす（親子で過ごす）時間が増えたことで、今まで保護者が気づいていなかった子どもの一面、子どもが保護者に対して感じていることなど、親子間での考え方・価値観のギャップにもスポットを当てる。

また、近年のオンライン学習の普及による子どもの学びに関わる変化も見ていきたい。