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【図】お子さまと家で話す時間は1週間にどのくらいありますか。
本調査の結果では、保護者が子どもと会話している時間は、1週間あたり平均で「2時間52分」と感じていることがわかった。1日あたりだと、約25分になる。
平均を男女別に全体でみると男子が2時間55分、女子が2時間49分であり、大きな差はみられない。しかし、学年別にみると、高学年になるほどに会話時間が短くなっている傾向がよみとれる。特に女子では、1年生が2時間49分であるのに対して6年生が1時間54分となっており、55分短くなっている(女子で一番長い2年生と短い6年生でくらべると、その差は1時間27分)。
また、会話時間の長さで見てみると、女子6年生を除いては、男女や学年を問わず「5時間以上」と回答している割合が最も多い。男子は学年ごとの差はさほど目立たないが、女子は差が大きい。特に女子6年生では、「5時間以上」と回答している割合が他に比べて、11.0%と極端に少ない一方、「30分~1時間」と回答している割合が28%と最も高く、「30分未満」の18%と合わせると46%になり、約半数の保護者が1週間あたり2時間未満しか話せていないと感じているようだ。思春期による影響があるのだろうか。
なお、本調査の回答者の性別の割合は、女性50.8%、男性49.2%である。一般的に、女性(母親)のほうが男性(父親)よりも子どもとの会話時間が長く、保護者の性別によって差が大きいといわれている。保護者の性別と子どもの性学年別の相関も気になるところである。
あわせて「保護者と子どもとの会話時間(1週間あたり)」について、「子どもの認識」調査を実施した。