保護者の方が子どもの塾選びにおいて重視することは何だろうか。

1位は「家からの通いやすさ」60.2%。男女に大差はなく、家から近い、あるいは通いやすい立地を重視している傾向にある。学年別でみると小学4年生が最も高く、67.0％あり、最も低いのが小学1年生の53.0％という結果であった。特に送迎せずに通塾する小学4、5年生くらいになると一人で通塾する機会が増えるためか、より立地が塾選びのポイントになっているようだ。
２位に「料金」を重視する結果（58.0％）、３位以降は授業内容、評判、サポート体制などの塾が提供するサービス内容に関する項目が続く。合格実績を重視することは低く9.0％になっているのは、中学受験希望であるかどうかによるものかもしれない。中学受験を考え始める4年生、5年生では若干ポイントが11.5％に上がっていることがわかる。また、早期から通塾する2年生においても11.5％と高い。これは中学受験対象の塾の募集期にあたる学年であるのが影響しているのかもしれない。
いずれにしても、各家庭の方針により、重視することが異なるといえるであろう。