『家庭学習の教材選びで重視すること』は、上位7位が僅差で横並びとなった。1位は「パソコンやタブレットで学習できる」（27.7％）、3位の「紙の教材である」（24%）と、その差3.7ポイント。依然として紙の教材も人気があることがわかった。本年調査「自由に使える通信機器」では「学校や塾から配布されたパソコン・タブレット」の利用率が高まっていることがわかったが、このような背景にあっても、紙教材が一定の支持を得ている点は興味深い。
とはいえ、4位の「わからないことを質問できる仕組みがある」、7位の「実験・体験ができる」は、デジタル教材にアドバンテージがある項目とも考えられる。 いずれにしても、2位の「一人で自習できるよう、解説が充実している」が示しているように、忙しい親の手を借りずとも、子どもが1人で自習できる教材が望まれているようだ。