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「自分が好きか」と「授業中の発言」には、どのような関係性が見られるだろうか。
「自分が好き」のうち「よく発言する」と答えたのは45.5%で、「よく発言する」の全体平均(34.1%)より11.4ポイント高く、「発言しない」(23.6%)も平均(34.2%)より10.6ポイント低かった。自分のことが好きな小学生は、「よく発言する」傾向が高い。
一方で「どちらかというと好き」のうち「よく発言する」と答えたのは26.9%で、「よく発言する」の全体平均(34.1%)より7.2ポイント低かった。「発言しない」(40.6%)も全体平均(34.3%)よりも6.4%高かった。このことから、「好き」と「どちらかというと好き」の間には、発言の積極性に大きな違いがあるようだ。
また、「どちらかというと嫌い」「嫌い」と答えたのは合わせても全体のわずか7.8%であったが、その中でも「発言しない(苦手である)」と答えたのは、「どちらかというと嫌い」(48.0%)「嫌い」(71.4%)と全体平均(34.3%)よりもさらに高い数値が示された。「どちらかというと好き・どちらかというと嫌い・嫌い」な小学生は「発言を苦手とする」層が多いようだ。