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白書シリーズWeb版

高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

11.その他
「SDGs」の認知度
★約80%の高校生はSDGsを「知らない」

【図57】「SDGs」を知っていますか。

↑クリックすると大きな図が見られます

「SDGs」は「Sustainable Development Goals」の略で、「持続的な開発目標」という意味である。これは国連に加盟するすべての国が合意した2030年までの国際社会共通の目標であり、持続可能な社会を実現するため、貧困や教育、エネルギーや気候変動などの問題に対し達成すべき17のゴールと169のターゲットが掲げられている。2015年の国連サミットでSDGsが採択されて以来、世界的に関心が高まっており、新学習指導要領にもその考え方が反映されている。

学校教育でも注目を集めているSDGsだが、高校生はどの程度認知しているのだろうか。

結果を見ると、「どのようなものか知っている」「言葉を聞いたことはある」を合わせて18%が「認知している」ことが分かった。

『STE(A)M教育』の認知度」調査とほぼ同じ割合であることからも分かるように、社会的な動きや新学習指導要領への影響によって、高校生の認知度にも今後大きな変化が見られる可能性が考えられる。