高校生の習い事については、「学校以外で行っている（勉強やスポーツなど）習い事はない」が最も高く、56.8％と過半数となった。高校生が行っている習い事では、1位は「受験のための塾・学校の補習のための塾」で27.7％、2位「通信教育」（12.7％）、3位「英語塾（読み書き中心）・英会話教室」（5.5％）、4位「音楽教室（ピアノなど）」（5.2％）、5位「書道」（2.5％）と続いた。男女別に見ると、5位までの習い事については、女子の方がいずれもポイントが高かった。一方、運動系の習い事に関しては、「ダンス」「体操教室」以外は全て男子の方が多かった。

2017年度調査の中学生と比較すると、中学生の1位は「学習塾・教室」（36.0％）で同じであったが、高校生よりも9ポイント高いことが分かる。また中学生では、学年が上がるにつれ、「学習塾・教室」に通う学生の割合が高くなったが、高校生ではその傾向が見られなかった。

「習い事はない」という回答は、中学生37.0％に対し、高校生56.8％と、約20ポイント上昇した。高校では部活やアルバイトをする生徒もおり、学校外での時間の過ごし方が中学生とは大きく異なることが推察できる。