物心ついた頃からデジタル機器やインターネットが普及した環境で育っている“デジタルネイティブ”世代である現代の高校生だが、家庭ではどのような機器を利用しているのだろうか。

利用率が最も高い順に「スマートフォン（あなた専用）」（81.5％）、「パソコン（家族と共有）」（47.3％）、「ゲーム機（あなた専用）」（29.3％）となった。2017年度調査の中学生と比較すると、本人専用のスマートフォン利用率が中学生40.3%から高校生81.5%と倍増しており、高校生になってから自分専用のスマートフォンデビューをする高校生が4割いるということが明らかになった。そのためか、家族と共有しているスマートフォンの利用率は中学生9.0%→高校生3.3%とかなり下がる。

また、全体としての割合は高くないものの、本人専用のパソコン利用率が中学生7.3%と高校生16.3%とで大きな差がある。男女を比較すると、学年を問わず男子の利用率が女子よりも10ポイント以上上回る結果となった。