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【図24】(通信機器を使っている人対象)
以下のような目的で、1日にどれくらいの時間を費やしていますか。
通信機器の目的別の利用時間を質問した。
「この目的は行わない」割合の少ないもの、つまり、通信機器の利用目的の上位は順に「動画の閲覧」(93.8%)、「趣味のための情報収集」(92.9%)、「友だちとの連絡手段」(92.2%)であることが分かる。「動画の閲覧」は、2017年度調査の中学生と比較すると、全体的に利用率が上昇していることが分かる。
高校生が最も時間を費やしているのは「動画の閲覧」(1時間33分)、次いで「ゲームをする」(1時間22分)、「趣味のための情報収集」(1時間21分)と続いた(「動画の閲覧」については、「閲覧している動画のジャンル」を質問している)。「趣味のための情報収集」についてはLINEやTwitter、InstagramなどのSNSサービスの利用なども含まれていると考えられる。2017年度調査の中学生の通信機器の利用時間において上位に食い込んでいた「動画の投稿」の利用時間はかなり減っているものの(2017年度調査の中学生「1時間58分」→2018年度調査の高校生「21分」)、利用率は中学生2.2%→高校生40.8%と大きな差がある。TikTokなど、簡単に短い動画が投稿できるサービスを利用する高校生が増えた可能性がある。