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白書シリーズWeb版

高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

7.学習について
好きな教科・嫌いな教科
★好き・嫌いな教科の第1位は「数学」!

【図33】一番好きな教科と嫌いな教科は何ですか。

※「好きな教科(Q26_1)+嫌いな教科(Q26_2)+未回答の割合」を100%として、教科ごとに算出して作成。 ↑クリックすると大きな図が見られます

【図34】好きな教科

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【図35】嫌いな教科

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学校で学ぶ教科に対して、高校生はどのように感じているだろうか。

本調査では、好きな教科・嫌いな教科ともに「数学」が1位となった。2018年度調査の小学生白書では、好きな教科・嫌いな教科はともに「算数」が1位、さらに2017年度調査の中学生白書でも好きな教科・嫌いな教科ともに「数学」が1位であり、小中高と同様の傾向が見られる結果となった。「算数・数学」は、良くも悪くも注目されている教科といえる。

高校生が好きな教科は、1位「数学」(15.0%)、2位「国語」(11.3%)、3位「地理・歴史」(10.0%)、4位「理科」(9.8%)、5位「外国語」(9.2%)。嫌いな教科は、1位「数学」(21.2%)、2位「外国語」(17.2%)、3位「国語」(12.5%)、4位「地理・歴史」(8.8%)、5位「保健・体育」(7.8%)となった。

男女別に「数学」と「外国語」に着目すると、男子の「好きな教科」は1位が「数学」(18.0%)、「外国語」(5.0%)は6位であった。一方、女子の「好きな教科」1位は「外国語」(13.3%)で、「数学」(12.0%)は4位であった。好きな教科ではあるものの男女で逆転している。「嫌いな教科」で男子の1位は「外国語」(19.0%)、2位が「数学」(16.7%)、女子では「数学」が1位(25.7%)で、2位が「外国語」(15.3%)である。 1位、2位の違いこそあれ、嫌いな教科では男女ともに「数学」と「外国語」が共通して上位に上がっている。

学年別に見ると、学年が上がるにつれ「好きな教科はない」「嫌いな教科はない」と答える生徒の割合がどちらも増加する傾向にある。