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【図52】学習参考書や問題集を年間何冊購入しますか。
高校生は、学習参考書や問題集を年間どれくらい購入しているのだろうか。
全体の平均は2.2冊。2017年度調査での中学生の平均は3.6冊であることから、中学生よりも1.4冊少ないことになる。「ほとんど買わない」と回答した層が中学生は70.5%であるのに対し、高校生は45.8%で、2人に1人以上が1冊以上参考書・問題集を購入している。高校生になると、何かしらの参考書・問題集を購入する生徒が増えることになるが、購入する冊数が少ないため、平均値が中学生よりも下がったと推察される。
男女別に見ると、男子の平均が2.4冊、女子の平均が2.0冊と、男子の方がやや多く参考書・問題集を購入していることが分かる。また、高校1年生の時点では男女とも平均冊数が1.9冊と同じであるが、高校2年生になるとその差が開く点も興味深い。
学年別に見ると、高校1年生が1.9冊→2年生が2.2冊→3年生が2.6冊と、学年が上がるにつれて平均購入冊数が増える傾向があり、やはり「受験」という機会が参考書・問題集の購入に大きく影響を与えていることが分かる。