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高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

9.大学受験について
希望する最終学歴
★半数が四年制大学卒を希望、大学院への進学希望は男子に顕著

【図51】あなたが希望する最終学歴は何ですか。

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「希望する最終学歴」として最も回答が多いのは「四年制大学・専門職大学」の50.3%。3学年を通じて高校生の約半数が四年制大学への進学を希望していることが読み取れる。さらに大学院修士課程、博士課程を含めて、四年制大学以上の最終学歴を希望しているのは59.8%で、「受験の予定」調査で大学を受験する予定である高校生の割合が60.3%であったという結果と一致している。

男女別で見ると、「高等学校」を最終学歴として希望する高校生の割合は、男子がやや多い。「短期大学・高等専門学校」「各種専門学校」を合わせた数値は、男子13.0%、女子22.0%と、女子の希望度の方が高い。

一方、大学院(修士課程、博士課程)への進学を希望しているのは、男子13.0%、女子6.0%と、男子が女子の倍以上の割合である。四年制大学以上の最終学歴を希望する割合に、男子63.0%、女子56.7%という男女差が出るのは大学院への進学希望率が原因と考えられる。

ところで高校2年生女子の「高等学校」希望の割合は25.0%で、女子の他学年と比べると特に高い。このカテゴリは、「受験の予定」調査の「大学を受験する予定か」という質問に対して「はい」と答えた割合が52.0%で、やはり他よりぐっと低い結果となっている。