TOP > 白書シリーズWeb版 > 高校生白書 > 2018年9月調査

白書シリーズWeb版

高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・情報通信機器について
閲覧する動画のジャンル
★視聴する動画のジャンルには男女差が現れる

【図26】(動画を閲覧する人対象)
YouTubeなどの動画配信サービスで、ふだんよく視聴している動画のジャンルは何ですか。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

高校生の通信機器の利用目的、利用時間ともに1位であった「動画の閲覧」だが、彼らはどのようなジャンルの動画を観ているのだろうか。

高校生全体で見ると、最も多かったのが「音楽」(46.4%)で半数近くの回答を得ていることが分かる。次いで「アニメ」(33.6%)、「ゲーム実況」(30.5%)と続く結果となった。

男女では大きな違いが見られ、男子は上位から「アニメ」(39.6%)、「ゲーム実況」(38.9%)、「音楽」(37.0%)と続いたが、女子は「音楽」(56.1%)、「コメディ」(34.4%)、「バラエティ」・「美容・ファッション」(31.3%)と続いた。男女間のポイント差が大きい項目は「美容・ファッション」(女子>男子:28.7ポイント差)、「音楽」(女子>男子:19.1ポイント差)、「ゲーム実況」(女子<男子:17.1ポイント差)となった。

閲覧する動画のジャンルを高校生の興味・関心を反映する一つの指標と捉えると、高校生の男女別の興味・関心に顕著な違いが見られることは明白である。