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【図12】(通信機器を使っている人対象)
通信機器を利用した学習について、満足していますか。
新型コロナウイルス感染拡大による休校などの措置を受け、小・中・特別支援学校や塾等でオンライン学習が急速に進められているが(※1)、高校生は通信機器等を用いた学習に対してどのように感じているのだろうか。
全体で、「満足している」「どちらかというと満足している」が87.3%、学年別に見ても差は2ポイント程度であり、どの学年も同様に満足度が高いと言える。2021年度に小学生に行った調査でも「満足・どちらかというと満足」は82.5%と高い割合だったが、高校生はそれ以上に満足している生徒が多いようだ。また、小学生では、男子より女子の割合が2.7ポイントとわずかに高いが、高校生は女子より男子の方が5.6ポイント高く、男子の90%が「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した。
2020年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、授業や行事、クラブ活動、受験などに大きな影響を受けている高校生だが、通信機器を用いた学習を前向きに取り入れているようだ。小学生に比べて、オンラインで学ぶことにより効果やメリットを実感し、学びのICT化に期待感を持っていることが、「満足している」という回答の多さからも見て取れる。
※1 (出典)「GIGAスクール構想リーフレット」