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【図12】(通信機器を使っている人対象)
通信機器を利用した学習について、満足していますか。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、GIGAスクール構想の中核となる「一人一台端末」の整備が、2023年度から2020年度に前倒しされた。急速に進められたタブレット等を用いた学習に対して、小学生はどのように感じているのだろうか。
結果をみると、全体で「満足している」「どちらかというと満足している」が82.5%、学年別でもおしなべて77.2~90.7%と満足度が高い。とくに低学年で高い傾向にあり、なかでも小学2年女子の94.1%が「満足している」または「どちらかといえば満足している」と回答した。2020年度に調査した「休校中に学校や塾が行ったオンライン学習」に「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した小学生も、全体で68.6%と高い割合だったが、2021年度の調査でも通信機器を利用した学習に前向きな子どもたちの姿がうかがえる。
文部科学省の「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」(※1)では、通信機器利用の目や健康への影響、発達を考慮した段階的な導入などについても議論されたが、低学年も含めて子どもたち自身は、新しく導入された機器に楽しく積極的に取り組んでいるようだ。