休校中に学校や塾が行ったオンライン学習に「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した小学生は、全体で68.6％だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、対面学習の代替として採られた学習手法であったが、実際にオンライン学習を体験した小学生からは、一定の評価が得られたといえるだろう。

学年別にみていくと、「満足している」の割合がもっとも高いのは小学1年生で、24.3％。特に男子は33.3％となっており、他学年と比較して圧倒的に高い割合を占めている。「どちらかというと満足している」を含むと、小学1年生男子のオンライン授業への満足度は、80％に及んでいることがわかる。

一方、小学1年生女子の満足度は52.3％にとどまり、こちらは6学年中でもっとも低く、同じ学年でありながら、男女差が明確に出た結果となった。