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【図16】現在行っている習い事はありますか。(複数回答可)
小学生の習い事としてもっとも高い割合を占めているのは「水泳」で、26.7%という結果となった。
学年別にみると、低学年から中学年までに人気が高く、小学2年生では36.5%の小学生が水泳を習っている。男女別にみると、男子は31%、女子は22.3%となっており、比較的男子に人気が高いことがわかる。
2位以下をみていくと、「受験のための塾・学校の補習のための塾」、「英語塾・英会話教室」、「通信教室」、「音楽教室」の順に続くが、これらの割合の差は僅差(15.3%~18.1%)である。このことからも、水泳が抜きん出て人気が高いことがわかる。さらに、それにつづいて塾・教室関連の習い事が続いていく傾向は、2019年度調査結果と同様である。
2020年度から小学生でプログラミング教育が必修となり、その影響からか、習い事としての「プログラミング・ロボット教室」は2019年度調査の1.7%から2.4%に微増となった。文部科学省の提示する「GIGAスクール構想」(※1)の下、今後さらに認知が広がり、「習い事」として選択する小学生が増えてくる可能性もある。
※1 1人1台端末や高速大容量の通信ネットワークを全国の学校に整備し、子どもたちの資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境の実現や、デジタルコンテンツの充実、指導体制の強化を推進する文部科学省の構想。
(参考)文部科学省HP「GIGAスクール構想の実現について」