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【図13】(通信機器を使っている人対象)
通信機器を利用する場合としない場合で、学習時間に変化がありますか。
GIGAスクール構想で一人一台端末の整備が進められているが、通信機器は学習時間にどのように影響しているのだろうか。
「端末を使った学習によって、学習に取り組む時間が増えた」と答えたのは全体の32.4%、「特に変化がない」は63.1%、「学習に取り組む時間が減った」は4.6%であった。「学習に取り組む時間が増えた」割合を男女別にみると、男子で35.2%、女子で29.5%と、いずれの学年においても男子の方が「学習に取り組む時間が増えた」割合が高い傾向にあった。
一人一台端末の整備は急速に進んでいる。しかし学校や自治体により、端末の整備状況や利用方法は様々で、常時学校保管で授業内でのみ利用されている場合もあれば、家に持ち帰り、家庭学習に利用されている場合もある。いずれにしても、通信機器の利用で学習時間が減った子より増えた子の割合が27.8ポイント高いというのは注目に値するのではないだろうか。