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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2021年8月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・通信機器について
【保護者】オンライン学習の不安な点
★子どものオンライン学習に不安を感じている保護者は約8割。

【図14】(通信機器を使っている人対象)
お子さまが通信機器で学習することについて、不安な点はありますか。(複数回答可)

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小学生の子どもが通信機器を使って学習することに対して、保護者はどのような不安を抱えているのだろうか。

全体の割合でみると、「とくに不安はない」(23.2%)と回答した保護者が2割強であることから、保護者の8割近くは何らかの不安を抱えている結果となった。不安を抱えている保護者の内訳をみると、全体の約半数(47.1%)が「健康への影響が不安になるときがある」と回答している。次いで、「本当に学習に取り組んでいるのかわからないので心配になるときがある」(33.9%)、「危険なサイトにアクセスしないか心配になるときがある」(27.6%)と続き、不安があるという回答がいずれも「とくに不安はない」(23.7%)を上回っている。

学年別にみると、低学年ではとくに小学1年生の保護者が「健康への影響が不安になるときがある」(54.7%)と回答しており、高学年では特に小学6年生の保護者が「危険なサイトにアクセスしないか心配になるときがある」(38.6%)と回答している割合が高い。

通信機器を使った学習については、保護者の目が届きにくい側面もあるだけに、不安をぬぐい切れない状況であることがうかがえる結果となった。