幼児白書2017 、小学生白書2017 でも調査している色の好みだが、中学生ではどのように変化するのだろうか。 中学生全体でみたときの好きな色は、1位「青」(50.2％)、2位「黒」(30.0％)、3位「水色」(26.7％)となった。ダントツの「青」は小学生と同様の結果となったが、小学生の好きな色では5位(17.0％)であった「黒」の割合が30.0％と、13ポイント上昇している。 嫌いな色は1位「ピンク」(26.8％)、2位「茶色」(20.0％)、3位「灰色」(17.3％)となった。小学生男子の不人気が目立った「ピンク」だが、中学生になるとさらにその傾向が強まっていることがわかる。小学生と比較して「ピンク」の女子人気も落ちているものの、「ピンク」の好き・嫌いに対する男女の逆転現象は依然として際立っている。一方、「嫌いな色はない」割合が「好きな色はない」より多い点は小学生と変わらず、男女差はみられない。