2023年10⽉23⽇より、アドレスが変更になりました。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/
トップページ、⽩書シリーズなど、お気に⼊りに登録されている場合は、お⼿数ですが変更をお願いします。
TOP > 白書シリーズWeb版 > 小学生白書 > 2017年8月調査
【図6】あなたの好きな色・嫌いな色は何ですか。
あてはまるものを以下の中から、それぞれ3つまでお選びください。
【図7】好きな色
【図8】嫌いな色
幼児期からみられる色の好み だが、小学生ではどのように変化するのだろうか。
小学生全体でみたときの好きな色の1位は「青」(49.5%)、2位「水色」(32.3%)、3位「ピンク」(27.2%)、4位「赤」(23.5%)、5位「黒」(17.0%)となった。2016年度調査時 と大きな変化はみられないものの、1位「青」の人気が昨年の45.8%から3.7ポイント上昇していることがわかる。また、幼児 と比較しても、「青」の人気は小学生に上がると男女ともに10ポイント近く上昇しており、「水色」は女子人気が22.7ポイントと急上昇している点も特徴的である。
嫌いな色1位は「ピンク」(23.4%)、2位「灰色」(18.3%)、3位「茶色」(18.0%)、4位「黒」(13.1%)、5位「紫」(7.6%)と、嫌いな色にも2016年度調査時 と大きな変化はみられなかった。幼児 と比較すると、「ピンク」は男子で25.9ポイント、女子で10.2ポイント上昇している。このことから、男子の色に対する認識は小学生になると強く現れ始め、特に嫌いな色としての「ピンク」に対する認識が強まっていることがわかる。
全体でみても男女間での好きな色・嫌いな色の傾向には依然として逆転現象がみられ、「青」・「水色」・「ピンク」にはその特徴がよく現れている。また、中学生 に上がると好きな色・嫌いな色のランキングがさらに入れ替わる点も興味深い。