就寝時刻 の調査によると、22時以降に起きている小学生は44.0％であったが、彼らは寝るまで何をして過ごしているのだろうか。

結果をみると、最も多いのが「テレビ」（52.8％）、次に「家族との会話」（39.8％）、「ゲーム」（33.5％）と続くことが明らかになった。

さらに、「家族との会話」と「ゲーム」に関しては男女で傾向が分かれることもわかった。「家族との会話」については女子の方が男子よりも10.6ポイント高いのに対し、「ゲーム」は男子の方が女子よりも14.5ポイント上回っている。この男女間の異なる傾向は高学年になるほど顕著に現れてくるが、「家族との会話」については男女ともに概ね高学年になるほど減っていくことがわかる。学研教育総合研究所と講談社が行った調査 ※1では、「家族との会話」をしているかどうかは、子どもの読書量とも関係があるという結果が出ていることにも留意しておきたい。