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白書シリーズWeb版

中学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「中学生の日常生活・学習に関する調査」

5.メディア・情報通信機器について
通信機器の利用目的・時間/日
★小学生より通信機器と接する時間が増える

【図10】(通信機器を使っている人対象)
以下のような目的で、1日にどれくらいの時間を費やしていますか。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

スマートフォンやタブレットの普及が進んだ昨今、中学生は通信機器をどのような目的で、どれくらいの時間利用しているのだろうか。

最も長い時間を費やしているのは「動画閲覧(学習以外の目的で)」(0時間55分)で、次いで「ゲームをする(学習以外の目的で)」(0時間47分)となった。特にこの2つの項目については、1時間以上利用している割合が、「動画閲覧(学習以外の目的で)」で37.4%、「ゲームをする(学習以外の目的で)」で30.4%といずれも3割を超えており、他の項目と比べて「1時間以上利用」の割合が高い傾向にある。

小学生と比較すると、「動画閲覧(学習以外の目的で)」が(小学生)43分から(中学生)55分、「連絡手段(友達と)」が7分から24分、「情報収集(学習以外の目的で)」が18分から29分、「情報発信(動画やSNSの登校を含む)」8分から18分、「学習」が16分から26分など、総じて通信機器と接する時間が大幅に増えていることがわかる。

趣味においても学びにおいても、子どもにとって通信機器がますます切り離せない存在となっているのは、小学生よりも顕著にみられる傾向である。