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白書シリーズWeb版

中学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「中学生の日常生活・学習に関する調査」

9.新型コロナによる休校について
【中学生・保護者】休校による学習進度への影響
★半数以上の保護者・中学生は大きな影響と捉えていない!

【図33】新型コロナウイルスの影響による休校により、(お子さまの)学習進度に影響が出ていると思いますか。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響による臨時休校は、中学生の学習進度にどのような影響を及ぼしたのだろうか。

保護者、中学生ともに1位は「休校により、学習が少しだけ遅れたが、今後の学校授業により取り戻すことができる」(保護者:37.5%、中学生:44.7%)と感じているという結果となった。一方、中学生の2位「休校中、しっかり自宅学習をしていたので、大きな遅れはない」(23.8%)に対し、保護者の2位は「特に把握していない・わからない」(23.7%)であった。

一方、「大きな遅れはない」と「取り戻すことができる」を合わせると、保護者59.2%、中学生68.5%であり、過半数の保護者・中学生は学習進度への影響がそこまで大きくなかったと捉えているようだ。しかし、「大きな遅れが生じている」と感じている保護者が17.2%いるのに対し中学生は12.8%であり、保護者と中学生でやや意識の差が生じていることがうかがえる。