TOP > 白書シリーズWeb版 > 幼児白書 > 2019年8月調査

白書シリーズWeb版

幼児白書Web版 2019年8月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
【保護者】入学前に身につけさせておきたいこと(生活面)
★保護者は円滑なコミュニケーションを望む傾向。

【図17】あなたのお子さまが小学校に入学する前に、身につけさせたいと思うことは何ですか。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

幼児の保護者が、生活面において入学前に子どもに身につけさせておきいと思うことを聞いた。

1位は「挨拶ができる」(72.4%)であり、様々な年代の子どもや先生が集まる場で、まずは周囲とコミュニケーションが取れるようになってほしいという思いがうかがえる。次いで2位は「交通ルールを守れる」(68.7%)で、就学を境に子どもだけで通学することへの不安が見て取れる。そして3位「友達と仲良く遊べる」(67.5%)、4位「約束・ルールを守れる」(64.3%)はどちらも社会性を身につけるうえで重要な項目と言えよう。

生活習慣に関する項目は5位「毎日決まった時間に起き、寝ることができる」(60.9%)にランクインした。年齢別に見ても、「挨拶」「交通ルール」「社会のルール」「生活習慣」の順位が変わらずランクインしていることは興味深い。

ちなみに前回行った2017年度調査で3位であった「1人でトイレに行ける」(63.7%)は2019年度調査では8位に下がり、一方2017年度調査で8位だった「自分の気持ちを表現できる」は今回6位と順位を上げている。