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【図】電子書籍の絵本を読むことについてどう思いますか。
書籍・雑誌を合わせた紙の出版物の売り上げが減少する一方で(※1)、電子出版の市場規模はコミックを中心に右肩上がりに成長している(※2)。電子書籍は年々身近な物になってきているが、我が子に電子書籍の絵本を読ませることに関して、保護者はどのように感じているのだろうか。
全体で、「利用させたい」「どちらかといえば利用させたい」が45.4%、年齢別に見ても、40.8%~ 49.0%と、半数に満たなかった。男女別に見ると最も高いのは「女子 6歳」だが、それでも51.0%にとどまる。ただ、2019年の調査では、電子書籍の絵本を「利用させたい」「どちらかといえば利用させたい」は34.2%であり、全体の3分の2の保護者が否定的であったことから見ると、3年間で抵抗感が薄くなってきているともいえる。また、今回行ったGIGAスクール端末に関する調査では、「新しい学びに触れられそう」と期待する保護者が76.1%にのぼった。
デジタルと紙のよさを見極め、使い分けながら、子どもに利用させたいという保護者の姿がうかがえる。