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幼児白書Web版 2022年9月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
1か月の読書量
★読書量は今年調査も減少傾向。「読まない」層も増えている。

【図】1か月にどれくらい本を読みますか。

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幼児は1か月にどれくらい本を読むのだろうか。

1か月の平均読書量は3.9冊。過去に同様の質問をした、2017年調査の4.7冊、2019年調査の4.2冊から平均読書量はさらに減少している。
また、平均読書量の減少だけでなく「読まない」(23.8%)の割合は、2017年調査の18.3%、2019年調査の21.4%につづいて高くなっている。

幼児の読書離れとは異なり、生活への浸透が伺えるのがスマホやタブレットをはじめとする通信機器だ。本調査の「自由に使える通信機器」「通信機器に費やしている時間」への回答では、幼児に通信機器を自由に使わせる家庭の割合や、幼児が通信機器を利用する時間は、同様の質問をした2017年調査2019年調査より増加傾向だ。

読書時間の減少には、生活環境の変化や通信機器の普及で新たな娯楽が出てきたことの関連も推測されそうだ。