名曲のたのしみ、吉田秀和　
第3巻 珠玉のソリストたち

吉田秀和／西川彰一（編）
発売日：2013年8月29日

• ■第3巻 内容

  ●第1章　ヴァイオリニストの系譜　― ハイフェッツ、ミルシテイン、スターン、ズーカーマン、ゴールドベルク　ほか

  ●第2章　クレーメルとムター　― クレーメル、ムター

  ●第3章　若手ヴァイオリニスト競演　―五嶋みどり、ブラッハー、ハーン、庄司紗矢香　ほか

  ●第4章　ヴィオラ、チェロ奏者について ― ツィンマーマン、バシュメット、フルニエ、ブルネロ ほか

  ●第5章　木管楽器の作品と演奏 ― シェレンベルガー、メイエ、パユ、シュルツ、ブイケンス ほか

  ●第6章　世界のディーヴァ　― ガリ＝クルチ、シュヴァルツコップ、グルベローヴァ、バトル、バルトリ　ほか

  ●第7章　ドイツ・リートの歌い手たち　― ヤノヴィッツ、アメリンク、ヒュッシュ、プレガルディエン　ほか

  ●第8章　名歌手によるモーツァルト　― ベルガンサ、ポップ、シャシュ、コトルバシュ、テ・カナワ　ほか

  ●第9章　最近の録音から　― キョンファ、ヨーヨー・マ、ミンツ、ベーア、アファナシエフ、マイスキー　ほか

  ●ＣＤ収録内容（収録されているのは吉田の解説部分のみで、音楽は含まれません）
  ヤッシャ・ハイフェッツをしのんで（1988年）、ハーンがひく協奏曲（2008年）、ピエール・フルニエ（2001年）、ハンスイェルク・シェレンベルガー（1989年）　
  ほか　全10回分

• 吉田秀和（よしだひでかず）
  音楽評論、随筆、翻訳家。1913年9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。著作の多くは「吉田秀和全集（全24巻）」にまとめられている。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞、紫綬褒章、ＮＨＫ放送文化賞、朝日賞、読売文学賞、文化勲章など受賞多数。放送への出演歴も長く、特に「名曲のたのしみ」（NHK-FM）は、41年以上にわたりほぼ一人で解説を担当した。2012年5月22日、鎌倉市の自宅で逝去。
• 5巻ご購入された方には、番組41年間の放送内容（演奏家、楽曲リスト）をまとめた小冊子をプレゼントいたします。
  表紙カバーについている応募券5枚を官製はがきに貼付してお送りいただきます（詳細は書籍のオビをご覧ください）。
• 今後の発刊予定
  第１巻　ピアニストききくらべ　既刊
  第2巻　指揮者を語る　既刊
  第4巻　室内楽との対話　既刊
  第5巻　モーツァルト～作曲家たち　既刊