夜型の子どもが増えていることは、「就寝時間」の項で説明したが、では22時以降に起きている子どもは、なにをして過ごしているのだろうか。午後10時以降に起きていると回答した385人のうち、もっとも多かったのがテレビ（33.8％）、これにインターネット（18.4％）、ゲーム（12.2％）、勉強（7.8％）、家族との会話（7.3％）と続く。22時以降のテレビ番組の内容を考えると、やや意外な結果となった。学年別の特徴としては、3・4年生ではインターネットが第2位、ゲームが第3位だったが、5、6年生になるとその順位が逆転していることが挙げられる。また「勉強」と答えた子どもが高学年で急増しており、中学受験などに備えて深夜まで机に向かう子どもが多くいることも浮き彫りになった形だ。